1978年生まれの鈴木ヒラクは、東京藝術大学大学院美術研究科修了後、ロンドン、ニューヨーク、ベルリンなどで活動。「描く」と「書く」の間をテーマに、平面や彫刻、パフォーマンスといった幅広い分野で作品を発表し、2017年には、「FID PRIZEインターナショナルドローイングコンテスト」(パリ)でグランプリを受賞した。
本展では、アスファルトや反射板といった都市の断片を素材とする複数の作品が、展示空間のなかで互いに光の現象を引き起こすインスタレーションを紹介する。
なおアーツ前橋では、自身初の11メートルに及ぶキャンバス作品などを展示する。