
「エフェメラ:印刷物と表現」(慶應義塾ミュージアム・コモンズ)レポート。過ぎゆく印刷物をどうとらえていくのか
慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo)にて、「エフェメラ」に焦点を当てた展覧会「エフェメラ:印刷物と表現」が5月10日まで開催中だ。

慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo)にて、「エフェメラ」に焦点を当てた展覧会「エフェメラ:印刷物と表現」が5月10日まで開催中だ。

青森公立大学 国際芸術センター青森 [ACAC] は、4月1日付で新館長に服部浩之氏(キュレーター、東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻准教授)が就任すると発表した。

国立民族学博物館で、日本国内の仮面をその習俗とともに紹介する、みんぱく創設50周年記念特別展「日本の仮面――芸能と祭りの世界」が開幕した。会期は6月11日まで。

映画『オッペンハイマー』がオスカーを多数獲得した。人々の虐殺を正当化する帝国主義や核戦争は、過去のことではなく現在進行形の狂気だ。私たちはそれを目の当たりにしながらも、暴力やシステムに屈しないアートの欲望をたたえ、基本的人権を求め続けられるだろうか? パレ・ド・トーキョーで開催中の「不穏な過去:美術館・亡命・連帯」展を通じて考える。

カルティエと東京国立博物館は、「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展― 美と芸術をめぐる対話」を同館表慶館にて開催する。会期は6月12日〜7月28日。

天王洲にあるYUKIKOMIZUTANIでは、4作家によるグループ展「Observation」を開催する。会期は3月29日〜4月27日。

アメリカ出身でポスト・ミニマリズムを代表するアーティスト、リチャード・セラが85歳で逝去した。

東京・東村山市の国立ハンセン病資料館で「絵ごころでつながる-多磨全生園絵画の100年」が開催中だ。会期は9月1日まで。

「百年後芸術祭〜環境と欲望〜内房総アートフェス」が千葉県の内房総5市(市原市、木更津市、君津市、袖ケ浦市、富津市)で5月26日まで開催されている。そのハイライトをレポート。

アジア最大級のアートフェア「アート・バーゼル香港」が、3月26日に香港コンベンション&エキシビションセンター(HKCEC)で開幕。今年のフェアの様子を会場からレポートする。

宇部市が主催し、62年の歴史を持つ野外彫刻展「UBEビエンナーレ」が、「最も長く続いている野外彫刻展(The longest-running outdoor sculpture competition)」としてギネス世界記録(TM)に認定された。

エスパス ルイ・ヴィトン大阪でアイザック・ジュリアンの個展「Ten Thousand Waves」が開幕した。会期は9月22日まで。

東京都現代美術館で、開発好明の大規模個展「開発好明 ART IS LIVE―ひとり民主主義へようこそ」が開催される。会期は8月3日〜11月10日。

4月5日、6日の2日間、西麻布・神宮前を中心とした外苑西通り沿いのアートスペースをつなぐ「GAIEN-NISHI ART WEEKENDが開催される。

第10回新千歳空港国際アニメーション映画祭が2023年11月2日〜6日の5日間にわたり開催された。本祭に際して、現代美術キュレーターとして国内外で多数の展覧会を企画してきた金澤韻が、リサーチを重ねてきた上海美術シーンの動向も交えながら、アニメーション映画はいかにして現代美術と繋がる未来があるかを語るトークを開催。その内容をレポートする。聞き手は同映画祭の短編部門選考委員でありアーティストの岩崎宏俊が務めた。

東京藝術大学大学美術館で、江戸幕府公認の遊廓であった吉原や、そこで育まれてきた文化にフォーカスする「大吉原展」が開幕した。会期は5月19日まで。

美術史を見渡すと、それまでの描きかたや物の見方の「常識」を覆す、「革命」とも言うべき出来事が何度も起きている。そのなかでも大規模なもののひとつが、19世紀後半の「印象派」の登場だ。なぜ印象派は世界へと広まったのか。

「キュレーション」の認知および価値の向上を目指すオルタナティヴ・スペース「The 5th Floor」がクラウドファンディングを募集している。

3月23日から千葉県の内房総5市で作品展示やライブパフォーマンスが行われる「百年後芸術祭〜環境と欲望〜内房総アートフェス」。その総合プロデューサーは、音楽家として知られる小林武史だ。「利他」のマインドで未来を想像すべく「百年後」と題したり、アンドレ・ブルトンの『通底器』を引いて内房総と東京を結びつけたりするダイナミックな思考と、それを裏付ける実践を紐解く。

MOA美術館で「広重『東海道五十三次』Digital Remix」が開催される。会期は5月24日〜7月1日。