伊阪柊と中村壮志によるユニット・MANTLEは、地球規模のエネルギーをテーマに作品を制作してきた。本展でMANTLEが発表した新作《simulation #7-The Thunderbolt Odyssey Part1》(2025)は、様々な神話や芸術で扱われてきた「雷」をテーマにした映像作品だ。実際の落雷データを反映し、都市に雷が落ちるとそこから様々なものが立ち上がっていく映像は、いまも人間の力が遠く及ばない自然の力が何かを生み出す原動力になることを示唆する。

Chim↑Pom from Smappa!Groupは、以前から交流を深めていたというミュージシャンの小室哲哉と初のコラボレーション作品《SUN》(2025)を発表した。Chim↑Pom from Smappa!Groupのメンバーであるエリイが自身の出産経験をもとに綴ったテキストにインスピレーションを受け、小室哲哉がサウンドを制作。これに合わせた演者ふたりによるパフォーマンスを主軸としたインスタレーションとなっている。




















