• HOME
  • MAGAZINE
  • NEWS
  • REPORT
  • 「六本木アートナイト2025」開幕レポート。今年は韓国のアートに…

「六本木アートナイト2025」開幕レポート。今年は韓国のアートにフォーカス【4/5ページ】

 六本木ヒルズから少し歩いた東京ミッドタウンエリアも会場のひとつ。

 大きな白いクマと黒いクマが互いを抱きしめる姿を模した作品は、イム・ジビンの《You Are Not Alone(あなたは一人じゃない)》。「RAN Focus」プログラムのひとつである。本作は、2018年平昌冬季パラリンピック競技大会でも設置されており、差異を超えた包容と共感を象徴的に表現している。なおイム・ジビンの作品は、会期中、東京ミッドタウン内以外にも、龍土町美術館通り、六本木ヒルズ 66プラザにも展開される。

展示風景より、イム・ジビン《You Are Not Alone(あなたは一人じゃない)》(2018)
展示風景より、イム・ジビン《HELLO》

 東京ミッドタウン ガレリア1階 ツリーシャワーでは、TOKYO MIDTOWN AWARD 2014 アートコンペ受賞者でもある小林万里子の《世界の心臓》を見ることができる。天井から流れ落ちる水の前に様々な動植物が集まる本作は、10月5日まで展覧される予定。

展示風景より、小林万里子《世界の心臓》

 東京ミッドタウン プラザB1階では、今年で18回目の開催となる「TOKYO MIDTOWN AWARD」の、アートコンペ入選者6組の作品が先行展示されている。本展も長期展示となっており、11月9日まで見ることが可能。

展示風景より、リブ《My Gaze, My Choice.》
展示風景より、善養寺歩由《Generated Pimples》

編集部