ルイ・ヴィトンにとって記念碑的な展覧会となった本展。ルイ・ヴィトンCEO代理のダミアン・ベルトランはこう語る。「このような美術館で展覧会をするのは初めての機会。新しい経験、ジャーニーを体現するものとなった。この展覧会は特別なものであり、回顧展ではなく、伝統と創造的な未来、日本との親しい関係が交差する対話の場となった」。
伝統におもねることなく、つねに革新を続けてきたルイ・ヴィトン。その歴史は、人々の移動の歴史、社会の変化の歴史を反映してきたものだと言える。本展からは、ルイ・ヴィトンのファッションブランドとしての強さだけではなく、それを築き上げてきた人物、技術、文化との多角的な結びつきが見えてくる。そしてその先にあるのは、さらに未来へと続くルイ・ヴィトンの“旅路”だ。




















