• HOME
  • MAGAZINE
  • NEWS
  • REPORT
  • ルイ・ヴィトン「ビジョナリー・ジャーニー」展(大阪中之島美術館…

ルイ・ヴィトン「ビジョナリー・ジャーニー」展(大阪中之島美術館)開幕レポート。LV史上最大の展覧会で示す日本との深い関係【11/12ページ】

 いまや多くのブランドが行うアーティストとのコラボレーション。その歴史の切り開いたのもルイ・ヴィトンだ。アーティスト・コラボレーションの扉を開いたのは、マーク・ジェイコブス。彼は2001 春夏コレクションでスティーブン スプラウスと手を組み、モノグラムに大胆なグラフィティを施したアイテムを生み出した。

展示風景より
展示風景より

 また03年には村上隆とコラボレーションし、モノグラム マルチカラー、アイラブ モノグラム、モノグラム チェリーブロッサムといった新たな再解釈を次々と発表。アート界とファッション界の両方に衝撃をもたらした。

 さらに12年には、草間彌生がバッグやアクセサリー、プレタポルテ、シューズに加え、ショーウィンドウにも自身のアーティスティックなシグネチャーを融合。23年には2度目のコラボレーションを果たしたことは記憶に新しい。

展示風景より
展示風景より

 いっぽう、キム・ジョーンズは17年にシュプリームとコラボ。ラグジュアリーとストリートウェアという前代未聞の出逢いを実現させた。こうしたコラボレーションの結実が、天井まで鏡で覆われた無限に広がる空間に凝縮している。

展示風景より

編集部