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「Kiaf SEOUL」開幕レポート。改めて見えた韓国のアーティスト層の厚さ

韓国を代表するアートフェア「韓国国際アートフェア」(Korea International Art Fair SEOUL、通称「Kiaf SEOUL」)が、今年も開幕した。会期は9月8日まで。会場の様子をレポートする。

文・写真=安原真広(ウェブ版「美術手帖」副編集長)

クジェギャラリーの展示風景より、金允信(キム・ユンシン)

 韓国を代表するアートフェア「韓国国際アートフェア」(Korea International Art Fair SEOUL、通称「Kiaf SEOUL」)が、今年も開幕した。会期は9月8日まで。

Kiafの会場

 会場となっているのはソウルの大型展示場・COEX。今年は世界から206のギャラリーが集まり、バンコク、北京、ロンドン、マドリード、ニューヨーク、ローマ、ソウル、シドニー、テヘラン、東京などの都市から36のギャラリーが初めてフェアに参加した。日本からもアートフロントギャラリー、Art Collection Nakano、biscuit gallery、鎌倉画廊、みぞえ画廊、Gallery Q、√K Contemporary、SH Gallery、SNOW Contemporary、STANDING PINE、TEZUKAYAMA GALLERY、TomuraLee、GALLERY KOGURE、ギャラリー椿、MEDEL GALLERY SHU、ホワイトストーンギャラリー、ユミコチバアソシエイツ、YOD TOKYO & Editionsの18ギャラリーが参加している。

TEZUKAYAMA GALLERYの展示風景より、長谷川学の作品

  韓国国内からの参加ギャラリーは130超。今年の会場は昨年と同様のCOEXホールA・Bに加え、2階のザ・プラッツエリアにも拡大し、特別展示「Kiaf on SITE」も開催されている。会場の様子をレポートしたい。

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