「フォト・マカオ」は写真と映像表現に特化したアートフェアで、中国内外から約60のギャラリーが参加。3月25〜28日の4日間の日程で、ザ・ベネチアン・マカオリゾートホテル内にあるホールを会場に開催される。
アジアで初公開となる作品を展示・販売する「プレミア」をはじめ、エディション100以上の作品が集まる「ハイ・エディション」、ギャラリーがブース単位で出展する「ギャラリーズ」など6つのセクションで構成。エグゼクティブ・ディレクターのセシリア・ホーはこのフェアについて「急速にアートシーンが発展するアジアの中心部は写真や映像作品などが、急速に確立されつつある。このフェアではそれをさらに促進し、様々な才能を紹介していきます。マカオという地で、世界の潮流をキュレーションし、展示したい」と意気込みを語っている。
なお、「フォト・マカオ」では毎回異なる国にフォーカスし、その国の写真の動向を紹介する試みも。初回はコレクターでトルコ美術専門家のニナ・オジェがキュレーションし、イスタンブールに焦点を当てる。