スーツケースで知られるRIMOWA(リモワ)が、アーティストのためのケースをつくった。ドイツの老舗筆記具メーカー・Faber-Castell(ファーバーカステル)とのコラボレーションによる限定アイテム「RIMOWA x Faber-Castell アーティストケース」が、9月17日に発売される。
ドイツの老舗が協業
1898年に創業したリモワと、1761年創業で今年265周年を迎えたファーバーカステル。ともにドイツのクラフツマンシップを背景に持つ両社が今回着目したのは、「旅」と「創造」の関係だ。旅や探求によって得たアイデアを、その場でかたちにするための道具をひとつのケースにまとめた。

ケースは、リモワのドイツ・ケルン工場で製作。ブランドを象徴するグルーヴ(溝)が刻まれたアルマイト加工のアルミニウムを用い、「Classic」コレクションにも見られるレザーハンドルを組み合わせた。スーツケースの意匠をそのまま縮小するのではなく、制作道具を収納し、持ち運ぶための機能へと置き換えている点が特徴と言える。
内部に収められるのは、ファーバーカステルによるドイツ製のドローイングツールだ。中心となるのは、油性の芯と高い発色で知られる「Polychromos(ポリクロモス)」色鉛筆全120色。さらに、リモワのグルーヴをモチーフとした両ブランドのロゴ入り2Bグラファイト鉛筆、リモワのロゴを施したプラチナメッキ仕上げの鉛筆削りと消しゴムを収める。内部には今回のために開発された2段式のトレイを採用し、ケースを開くと画材が一覧できる構成となっている。


リモワのアルミニウムは使用に伴って傷やパティーナ(風合い)が刻まれるため、制作と移動を重ねる時間そのものがケースの表面に蓄積していく。創作の痕跡を収める容器であると同時に、ケース自体も使い手固有の姿へと変化していくことになる。
「RIMOWA x Faber-Castell アーティストケース」はシルバーのみで、サイズはH34.5×W67.1×D8.5センチ、重量6.8キロ。価格は48万4000円(税込)。9月17日よりRIMOWA銀座ストア、表参道ストア、心斎橋ストアおよび公式オンラインストアで販売される。


























