ルイ・ヴィトンと5人のアーティストたちによる新たなコラボレーションが発表された。それが、ルイ・ヴィトンのシルクスクエア(フランス語でカレ)を光沢のある真っ白なキャンバスに見立て独自のビジョンを表現する、「LV Art Silk Squares(アート・シルク スクエア)」だ。
このコラボレーションに参加したのは、ドイツのピクセルアート・グループ「eBoy」、フランス、日本、スペインにルーツを持つデザインデュオ「Icinori」、イタリアのアーティスト兼イラストレーターロレンツォ・ マトッティ、フランスのグラフィックノベリストでありイラストレーターのニコラ・ド・クレシー、スイス人アーティストのトーマス・オット。これまでもルイ・ヴィトンの「トラベルブック」シリーズのイラスト等でメゾンとコラボレーションをしてきたクリエイターたちだ。
ルイ・ヴィトンという文脈のなかで、「LV Art Silk Squares」のために創作されたテーマはフラワー。ルイ・ヴィトンのモノグラムを彩る枚の花びらを模したフラワー・モチーフを独創的に再解釈しながら、メゾンのアイコニックな コードや豊かなヘリテージに新たな視点をもたらしている。
これらの作品は、シルク製品の世界的中心地であるイタリアのコモで、ルイ・ヴィトンのシルクカレに細心の注意を払って転写され、最終的には洗いと乾燥ののち、「ルロタージュ」と呼ばれる伝統的な技法を使用してエッジが手縫いされ完成される。シルクカレは様々な巻き方で身に着けたり、フレームに入った絵画として楽しめるようデザインされており、ルイ・ヴィトンによるアートとサヴォア フェール(匠の技)の融合が存分に楽しめるだろう。
「LV Art Silk Squares」コレクションの各リミテッドエディションデザインは、8月30日よりルイ・ヴィトン銀座並木通り店とメゾン大阪御堂筋にて発売予定となっている。価格は7万9200円(税込み)。