4月1日付で茨城県近代美術館の第5代新館長に荒屋鋪透(あらやしき・とおる)氏が就任した。前館長は尾﨑正明氏。
荒屋鋪氏は1956年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了し、三重県立美術館、山梨県立美術館で学芸員として勤務。その後、ポーラ美術館の開館に携わり、2014年まで館長を務めた。専門は西洋近代美術史など。主な書籍には『グレー=シュル=ロワンに架かる橋 黒田清輝・浅井忠とフランス芸術家村』(2005、ポーラ文化研究所)や、『カール・ラーション スウェーデンの暮らしと愛の情景』(2016、東京美術)。