昨年8月に閉館し、今年11月に開業した「麻布台ヒルズ」に移転予定の「森ビル デジタルアート ミュージアム:チームラボボーダレス」。2024年2月9日にオープンすることが発表された。
施設面積約7000平米というこの新しいミュージアムでは、新作品群や日本未発表作品などが展示予定。現時点では、無数の球体群によって埋め尽くされ、それぞれの球体の中に異なる光の現象が入り混じる《Bubble Universe》と、チームラボボーダレスの世界を構成する様々な作品群が部屋から部屋へと移動し、入り込む《Megalith Crystal Formation》の展示が発表されている。
森ビルは声明文で、次のようなメッセージを寄せている。「ウェルネスへの意識が高まってきたいま、文化やアートは人々の心を豊かにするものとして、ますます重要視されている。『Green & Wellness』をコンセプトの柱とする『麻布台ヒルズ』では、『アートによって、自分と世界との関係と新たな認識を模索したい』と考えるチームラボの作品群が、訪れる人の感性を刺激し文化を育むことを願って、『チームラボボーダレス』を移転オープンすることとした」。
チケットは2024年1月16日より、チームラボボーダレス公式ウェブサイトにて販売開始。なお、麻布台ヒルズには麻布台ヒルズギャラリーやGallery & Restaurant 舞台裏などの新しい施設もオープンしており、来春にはメガギャラリー「ペース」の日本初となるギャラリースペースをオープンする予定だ。