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淺井裕介

Yusuke Asai

 淺井裕介は1981年東京都生まれ。99年神奈川県立上矢部高等学校普通科美術陶芸コースを卒業。土、石、水、小麦粉などを素材に、室内外を問わず、国内外の様々な場所で絵を描いてきた。代表シリーズに、マスキングテープに耐水性マーカーで植物を描く「マスキングプラント」や、滞在制作を行う各地で採取した土と水を用いて動物や植物を描く「泥絵」など。「泥絵」シリーズでは、10メートルを超える大作を立て続けに発表してきた。そのほかにはアスファルトの道路で使用される白線素材のシートから動植物のかたちを切り出し、バーナーで焼き付けることで作品化する「植物になった白線」などがある。個展に「淺井裕介 ― 絵の種 土の旅」(彫刻の森美術館、2015)。これまで参加した主な展覧会に、越後妻有アートトリエンナーレ2015(新潟県)、「生きとし生けるもの」(ヴァンジ彫刻庭園美術館、2016)、「瀬戸内国際芸術祭」(犬島、2013〜16)。