2021年度オープン予定、大阪中之島美術館のシンボルマークが決定
2021年度大阪市北区で開館予定の大阪中之島美術館が、シンボルマークやロゴタイプ、略称を発表した。
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2021年度、大阪市北区で開館が予定されている大阪中之島美術館。大阪と世界の近代・現代美術をテーマとし、大阪の実業家・山本發次郎(1887〜1951)のコレクションをはじめ、2019年時点で5700点を超える作品を所蔵している。
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館名称や館長人事などが続々と発表されるなか、同館のシンボルマーク、ロゴタイプ(美術館の名称部分の文字)を含むヴィジュアル・アイデンティティ(VI)が正式に決定された。「未来に向かって変化する美術館」というVIコンセプトをもとに、アートディレクター・大西隆介率いるdirection Qが制作を担当した。
黒く塗られた平面が目を引くシンボルマークは、同館を思い起こさせる特徴的な黒い建物の外観とNakanoshimaの頭文字「N」の、ふたつのモチーフを組み合わせたもの。実際の建物の図面を参考にマークの比率を割り出すなど、明快でありながら忠実な仕上がりとなっている。
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直線的で横長なシンボルマークと響き合うように、ロゴタイプもデザイン。細く軽やかなラインによって親しみやすさや先進性を表現するとともに、英名では頭文字「N・M・A」を引き延ばすことによって独自性も示している。
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また、同館の略称は「NAKKA」に決定。「NAKANOSHIMA MUSEUM OF ART, OSAKA」の最初の3文字「NAK」と最後の2文字「KA」を組み合わせ、「はじけるような軽快な発音で、大阪に誕生する新しい美術館を連想させる意図」が込められている。なお、同館の設計は遠藤克彦建築研究所が担当。
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