森北伸が表現する普遍的な「人」のすがた。ケンジタキギャラリーで初の個展を開催

岐阜県を拠点に、人のかたちをモチーフとした平面や立体の作品を制作しているアーティスト・森北伸。ケンジタキギャラリー(東京)での初の個展が、7月19日より開催される。

so alone 2017 キャンバスにアクリル 90x90 cm

 森北伸は1969年愛知県生まれ。現在は岐阜県多治見市を拠点とし、ドローイングを軸に、立体や平面の作品を制作している。これまでに参加した主な展覧会は、「あいちトリエンナーレ2016 : 虹のキャラヴァンサライ」(2016、愛知芸術文化センターほか)、「新・陶・宣言」(2011、豊田市美術館)、「City_net Asia 2007」(2007、ソウル市美術館)など。

 森北は、主に人のかたちをモチーフに、展示する空間に寄り添いながら、シンプルで繊細な作品づくりを行ってきた。ケンジタキギャラリーでの初の個展となる本展では、新作の絵画と立体作品を展示。記号的な「人」のすがたを通し、太古の昔から現在、そして未来にいたるまで、人が思いを馳せることできるような普遍性を感じさせる作品を展開する。

編集部

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