ガウディの建築世界に「弟子」として入り込む。財団公認VR「永遠なるガウディ」が新宿で開催

ガウディ没後100年とサグラダ・ファミリア「イエスの塔」の完成を記念した没入型VR「永遠なるガウディ〜VRで辿る、サグラダ・ファミリアの奇跡〜」が、東京・新宿で開催される。会期は8月5日〜12月31日(予定)。

「永遠なるガウディ〜VRで辿る、サグラダ・ファミリアの奇跡〜」

 東京・新宿のヨドバシ新宿西口駅前ビル10階に新たな常設VR施設「Storydive Theater WAHHHP(ストーリーダイブ・シアター ワープ)」が、8月5日にオープンする。そのこけら落としとして、サグラダ・ファミリア財団公認のVR体験「永遠なるガウディ〜VRで辿る、サグラダ・ファミリアの奇跡〜」が開催される。

来場者がガウディの「弟子」に

 2026年は、建築家アントニ・ガウディの没後100年にあたる節目の年だ。サグラダ・ファミリアで最も高い中央塔「イエスの塔」の頂部を構成する十字架の最後の部材が設置され、塔の外観が完成。ガウディの命日にあたる6月10日には、塔の祝福と初点灯が行われた。

 本作では、来場者がガウディの「弟子」となり、その創造と思考の過程をたどるもの。学術資料をもとに3DCGで再現された1926年当時のアトリエを歩き、設計図や模型に触れながら、自然の形態が建築へと変換されていく様子を体験できる。サグラダ・ファミリアをはじめ、グエル宮殿やカサ・バトリョなどのガウディ建築を内側から巡り、最後にはサグラダ・ファミリアを構成する石を自らの手で積み上げるという。

「永遠なるガウディ〜VRで辿る、サグラダ・ファミリアの奇跡〜」

 体験は全4幕で構成。ガウディのアトリエから始まり、植物の茎や山の稜線、海の波といった自然の造形が柱やアーチへと展開される過程を経て、代表的な建築の内部へと進んでいく。完成した建築を外から鑑賞するだけでなく、その成立に参加する「建設者」の視点からガウディの建築思想に迫る内容となる。

「永遠なるガウディ〜VRで辿る、サグラダ・ファミリアの奇跡〜」

 会場となるWAHHHPは、複数の参加者が同一の仮想空間を共有する「社会的没入型」のVR施設。1回につき最大30人が同時に参加し、ヘッドセットを装着した状態でも互いの存在を確認しながら、自由に空間を移動できるという。日本語、英語、中国語、韓国語、フランス語の5言語に対応する。

 VR本編の体験時間は約20分。機器の装着や事前説明などを含めた所要時間は約30分を予定している。主催者によれば、日本国内でサグラダ・ファミリア財団の正式認定を受けた唯一のVR体験となるという。

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