今週末に見たい展覧会ベスト10。保良雄からジェフ・クーンズ、ARTISTS’ FAIR KYOTO 2026まで【2/3ページ】

今週開幕

「トワイライト、新版画―小林清親から川瀬巴水まで」(三菱一号館美術館

 三菱一号館美術館で「トワイライト、新版画―小林清親から川瀬巴水まで」展がスタートした。

 本展は、明治9年に小林清親が開始した『東京名所図』を起点に、明治から昭和初期にかけて展開した風景版画の系譜を紹介するもの。清親が確立した光と陰影を特徴とする表現や、明治末期に浮世絵復興を志向した新版画の動向に注目する。

 展示では、小林清親から吉田博、川瀬巴水に至るまでの風景版画を、スミソニアン国立アジア美術館のミュラー・コレクションを通して紹介。新版画が継承した技術や情趣を軸に、新たな日本の風景表現の展開をたどる。

会期:2026年2月19日~5月24日
会場:三菱一号館美術館
住所:東京都千代田区丸の内2-6-2
電話番号:050-5541-8600
開館時間:10:00~18:00(祝除く金、第2水、会期最終週平日~20:00)(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月(祝日・振替休日を除く)(4月6日、2月23日、3月30日、4月27日、5月18日は開館)
料金:一般 2300円 / 大学生 1300円 / 高校生 1000円

アンドリウス・アルチュニアン「Obol」(銀座メゾンエルメス ル・フォーラム

Andrius Arutiunian Synthetic Exercises 2023 Courtesy of the artist Photo by Jonas Balsevicius

 銀座メゾンエルメス ル・フォーラムで、アンドリウス・アルチュニアンの個展「Obol」が2月20日に始まっている。

 アンドリウスは「聴く」ことのハイブリッドな形式やヴァナキュラーな知識、現代的な宇宙論を扱い、時間性や共鳴、オルタナティヴな世界の秩序をテーマにリサーチと制作を行っている。第59回ヴェネチア・ビエンナーレ(2022)ではアルメニア・パビリオン代表として参加し、第14回上海ビエンナーレ、第15回光州ビエンナーレ、第17回リヨン・ビエンナーレにも参加している。

 本展は、エルメス財団がThe 5th Floorのディレクター岩田智哉をゲスト・キュレーターに迎え、日本で初めて開催するアンドリウスの個展となる。展示は新作によって構成され、制作には、かつて聖性を付与されながら現代では世俗的用途に転用されている物質である瀝青が用いられる。展示空間には音像、銀貨オボル、蛇、神話的図像などが配置され、アルチュニアンの作品世界を紹介する。

会期:2026年2月20日~5月31日
会場:銀座メゾンエルメス ル・フォーラム
住所:東京都中央区銀座5-4-1
電話番号:03-3569-3300
開館時間:11:00~19:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:無休
料金:無料

ジェフ・クーンズ「PAINTINGS AND BANALITY - SELECTED WORKS FROM THE COLLECTION」(エスパス ルイ・ヴィトン大阪

Jeff Koons Monkey Train(Birds) 2007 ©Jeff Koons Courtesy of the artist and Fondation Louis Vuitton, Paris

 エスパス ルイ・ヴィトン大阪で、ジェフ・クーンズの展覧会「PAINTINGS AND BANALITY - SELECTED WORKS FROM THE COLLECTION」が2月20日から開催されている。

 ジェフ・クーンズは、1980年代以降、現代アートの分野で活動を続けるアメリカ人アーティスト。彫刻や絵画を中心に制作を行い、国際的な展覧会や美術館で作品が発表されてきた。

 本展では、フォンダシオン ルイ・ヴィトンの所蔵コレクションから、クーンズのキャリアを象徴するシリーズより厳選された彫刻作品および絵画作品7点を展示。本展覧会は、フォンダシオン ルイ・ヴィトンが所蔵作品を世界各地のエスパス ルイ・ヴィトンで公開する「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの一環として開催される。

会期:2026年2月20日~7月5日
会場:エスパス ルイ・ヴィトン大阪
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-8-16(ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋 5F)
電話番号:0120-00-1854
開館時間:12:00~20:00
休館日:ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋に準ずる
料金:無料

編集部

Exhibition Ranking