また、石川幸史による震災前後の能登の海岸を写した写真、高橋治希が能登の草花を描く新作、髙橋稜や仮()-karikakko-、モンデンエミコらによる、日常のなかにある震災の記憶をすくい取る作品群も紹介される。山本基は、倒壊した《記憶への回廊》から連なる作品や、被災した瓦を用いた新作を通して、喪失と再生を静かに問いかける。
キュレーターの高橋律子はステートメントのなかで、「能登の『これから』に希望を抱き、一歩ずつ復興へと進んでいくことへの願いを込めた」「展示する作品のなかには、被災し、もとの形ではなくなった作品もある。しかし、アーティストたちはそこに意味を見出し、新たな作品として再構築する。そうしたアーティストたちの思考と行動が、能登の復興への大きな力となるのではないだろうか」としている。
本展は、能登に直接足を運ぶことが難しい人にとっても、遠くからでも能登と関わり続けるための回路を開くものとなるだろう




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