今週末に見たい展覧会ベスト17。「アンチ・アクション」展から「クロード・モネ」展まで【2/9ページ】

「木村伊兵衛 写真に生きる」(広島県立美術館

 広島県立美術館で「木村伊兵衛 写真に生きる」展が開催されている。会期は2月8日まで。

 木村伊兵衛は、日本を代表する写真家のひとりで、1920年代に実用化された小型カメラにいち早く着目し、日常を軽快に切り取るスナップショットという表現で高い評価を得た。報道写真、舞台写真、人物や風景など多様なジャンルで活動し、その人間味あふれる視線と的確な構図によって、日本の写真表現の新たな地平を切り開いた。

 本展では、木村が手がけた歌舞伎などの舞台写真、カラーフィルムによる滞欧作品、秋田の農村を撮影したシリーズなどが紹介される。約165点の作品を通して、木村の写真表現の全貌を紹介し、彼が写真史に残した軌跡をたどる機会となっている。

会期:2025年12月13日~2026年2月8日
会場:広島県立美術館
住所:広島県広島市中区上幟町2-22
開館時間:9:00~17:00(金は〜19:00) ※入場は閉館の30分前まで
休館日:年末年始(12月25日~1月1日)
料金:一般 1500円 / 高・大学生 1000円 / 中学生以下 700円

「バグスクール2025:モーメント・スケープ」(BUG

 東京・丸の内にあるBUGで「バグスクール2025:モーメント・スケープ」が開催されている。会期は2月8日まで。

 「バグスクール」はグループ展と参加型プログラムを組みあわせたアートプロジェクトだ。会場にはラーニングスペースを設け、参加型プログラムの会場となるほか、出展アーティストの推薦書籍の閲覧が可能である。

 第3回となる本プロジェクトでは、「アーティスト・作品・鑑賞者」の関係を重視し、鑑賞体験や参加型プログラムを通じて多層的な関わりを育む。インディペンデント・キュレーターの池田佳穂をゲストキュレーターに迎え、Aokid、芦川瑞季、KANOKO TAKAYA、坂本森海、タツルハタヤマ、八木恵梨、𠮷田勝信の7名が参加。タイトルは「瞬間(Moment)」と「風景(Scape)」を組みあわせた語であり、制作のヒントとして「Pile of Moment(積みかさなる瞬間)」「Catch Moment(とらえる瞬間)」の2つのキーワードをアーティストと共有している。

会期:2025年12月17日~2026年2月8日
会場:BUG
住所:東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー1階
開館時間:11:00~19:00
休館日:火
料金:無料