第1弾となる参加作家は10組。石狩の厳しい自然のなかで、地球の時間=ディープタイムを見つめながら鉄と向き合う彫刻家・川上りえ、漂流物や拾得物を組み合わせ、不思議な生き物たちを召喚する津別のシゲチャンランド(大西重成)、ときに身体ごと使用する驚異的な版画技術でこの世をユーモラスに描出する若木くるみが、北海道出身/在住アーティストとして作品を展示する。


北海道博物館には、いのちの在り方を問いかけた大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちの未来」を継承する、石黒浩/いのちの未来研究所によるアンドロイドが登場。ファッションデザイナー・中里唯馬は、氷河に覆われた極寒地のフィールドワークをへて生み出された新作シリーズGLACIERを場に即した特別な展示にする。
スイスのメディアアート・コレクティブ Fragmentinは札幌でのリサーチを生かした作品を、フランスのアニメーション作家 Boris LABBÉは新作を発表予定。檜皮一彦は自身のメディアとして車椅子を用いSIAF2024をリサーチ。その成果を会場づくりに反映させるという。























