今週開幕
「織田コレクション ハンス・ウェグナー展 至高のクラフツマンシップ」(ヒカリエホール)

東京・渋谷にあるヒカリエホール(渋谷ヒカリエ内)で、「織田コレクション ハンス・ウェグナー展 至高のクラフツマンシップ」がスタートした。会期は2026年1月18日まで。
デザイン大国の北欧デンマークを代表するデザイナー、ハンス・ウェグナー(1914~2007)は、「ザ・チェア」(1949)や「Yチェア」(1950)など、生涯で500脚以上の椅子をデザインし、20世紀の家具デザインを牽引してきた。本展は、椅子研究家であり北欧を中心とした近代家具のコレクターでもある織田憲嗣と、同コレクションを有する北海道東川町の協力により開催される。ウェグナーの椅子約160点をはじめ、家具やそのパーツ、資料などを展示する過去最大規模の回顧展となっている。会場レポートはこちら。
会期:2025年12月2日~2026年1月18日
会場:ヒカリエホール(渋谷ヒカリエ 9F)
住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1
電話番号:050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間:10:00〜19:00(12月31日〜18:00) ※入館は閉館の30分前まで
休館日:12月9日、2026年1月1日
料金:一般 2300円 / 高校・大学生 1500円 / 小・中学生 700円
「六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」(森美術館)

六本木の森美術館で、3年に一度のシリーズ展「六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」が開幕した。会期は2026年3月29日まで。
本展は2004年の開始以来、日本の現代アートシーンを俯瞰する定点観測的な役割を担ってきた。第8回目となる今回は、森美術館のキュレーターである徳山拓一と矢作学に加え、レオナルド・バルトロメウス(山口情報芸術センター[YCAM]キュレーター)とキム・へジュ(シンガポール美術館シニア・キュレーター)というアジアを拠点に国際的に活動するゲストキュレーター2名を迎え、「時間」を主要テーマに全21組のアーティストを紹介する。会場レポートはこちら。
会期:2025年12月3日~2026年3月29日
会場:森美術館
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
電話番号:050-5541-8600
開館時間:10:00~22:00(火、12月8日は~17:00、12月30日は~22:00)※入場は閉館30分前まで
休館日:会期中無休
料金:[平日]一般 2000円 / シニア(65歳以上)1700円 / 学生(高校・大学生)1400円 / 中学生以下 無料
[土日・休日]一般 2200円 / シニア(65歳以上)1900円 / 学生(高校・大学生)1500円 / 中学生以下 無料
冨安由真 個展「This Is Not A Dream」(Gallery & Restaurant 舞台裏)

東京・麻布台ヒルズのギャラリー兼レストラン「Gallery & Restaurant 舞台裏」で、冨安由真の個展「This Is Not A Dream」が開催されている。会期は2026年1月25日まで。
本展は、観覧者がまるで誰かの家の「食卓」に招かれ、食事をともにしながらアート体験をするという、参加型・体験型のインスタレーション。ギャラリー空間には安らぎを想起させる食卓のシーンが出現するが、そこへ意図された 違和感”が挿入され、夢と現実のあいだを漂うような居心地の悪さが提示される。冨安によると、本展は「夢」をキーワードに据えた長編物語の序章に位置づけられており、見る者が「夢を見ている」と気づきながらも醒めきれず、現実と非現実の境界が揺らぐ「不穏な混沌」が静かに立ち現れる。
会期:12月5日〜 2026年1月25日
会場:Gallery & Restaurant 舞台裏
住所:東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA B1階
営業時間:ギャラリー 11:00〜20:00
休館日:月(祝日の場合は翌日)
料金:無料



















