「深宇宙展~人類はどこへ向かうのか」To the Moon and Beyond(日本科学未来館)

日本科学未来館で、特別展「『深宇宙展~人類はどこへ向かうのか』To the Moon and Beyond」が9月28日まで開催されている。
本展は、JAXA、国立天文台、東京大学をはじめとする日本の主要な宇宙研究開発機関に加え、宇宙開発に携わる多くの企業・団体の協力により実現するものとなる。
アルテミス計画のために日本が開発している有人月面探査車「有人与圧ローバー」の実物大模型を世界で初公開するほか、「はやぶさ」「はやぶさ2」が持ち帰った貴重な粒子や「H3ロケット」の最先端部フェアリングの実物大模型、大画面で体感する火星ツアー、最新宇宙探査技術とその成果など、新時代の取り組みを一堂に集結させて紹介している。
会期:2025年7月12日~9月28日
会場:日本科学未来館住所東京都江東区青海2-3-6
電話:03-3570-9151(代表)
開館時間:10:00~17:00 ※入場は閉館の30分前まで
観覧料:大人(19歳以上)2200円 / 18歳以下(中学生以上)1400円 / 小学生以下(4歳以上)700円
「没後50年 髙島野十郎展」(千葉県立美術館)

千葉県立美術館で「没後50年 髙島野十郎展」が9月28日まで開催されている。会場レポートはこちら。
髙島野十郎(1890〜1975)は福岡県久留米市出身。主に東京都で活動。晩年に千葉県柏市に移り住んだ、家であり、「蝋燭」や「月」などの主題を細部までこだわった筆致で描いた。
没後50年の節目を機に開催している本展は、これまでに開催されてきた髙島野十郎展を超える最大規模の回顧展となっている。代表作をはじめ、髙島の芸術が形成されたルーツを遡り、生涯にわたって自身のよりどころとしてきた仏教的思想を読み解きつつ、青年期や滞欧期の作品など、従来の展覧会では大きく取り上げられることのなかった部分にもスポットを当てている。
会期:2025年7月18日~9月28日
会場:千葉県立美術館
住所:千葉県千葉市中央区中央港1-10-1
電話:043-242-8311
開館時間 :9:00~16:30(金土および9月14日は〜19:30)※入場は閉館30分前まで
休館日:月(祝日の場合は翌日)
観覧料:一般 1000円 / 高校・大学生 500円 / 中学生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方と介護者1名 無料
「積層する時間:この世界を描くこと」(金沢21世紀美術館)

金沢21世紀美術館で「積層する時間:この世界を描くこと」が9月28日まで開催される。会場レポートはこちら。
人類は、現在直面している多くの深刻な問題を過去にも経験してきた。いっぽうで、この数百年という時間をかけて科学技術の進歩から社会的・文化的な発展まで、より良い未来のための土台を築いてもきた。このように、いま生きているこの世界は、過去の膨大な時間の重なりの上にある。
本展では、過去の歴史や記憶、現在という時間、あるいは未確定な未来などについて、様々な時間を取り上げることで現在の「世界」の様相を浮かび上がらせた。絵画、ドローイング、アニメーション、版画などの手法を使って、過去の出来事への鋭い批評、土地が持つ歴史や神話、植民地化や戦争の歴史、風景や自然のなかに潜在する過去との接続や時間の流れ、生と死という生命の時間など、アーティストそれぞれの問題意識や関心から複数の積層した時間が描き出された作品を紹介している。
「身体で感じる緑とアート展」(練馬区立美術館、美術の森緑地、サンツ中村橋商店街)

練馬区立美術館、美術の森緑地、サンツ中村橋商店街で「身体で感じる緑とアート展」が9月28日まで開催されている。
本展は、まちと美術館を現代アートでつなぎ、その双方を会場とする練馬区立美術館初の試み。白井晴幸、中村萌、廣瀬智央、山口啓介+カセットプラントファクトリー、渡辺泰幸+渡辺さよからなる5組の参加作家は、生命力豊かな植物や人の営みに関連する作品などを発表する。
視覚的インパクトに富む写真や彫刻をはじめ、聴覚や嗅覚、触覚へと働きかけるインスタレーションや観客参加型作品など、多様な作品がまちなかと美術館に展開される。
会期:2025年9月10日~9月28日
会場:練馬区立美術館、美術の森緑地、サンツ中村橋商店街
住所:東京都練馬区貫井1-36-16
電話:03-3577-1821
開館時間:10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
※美術館以外の会場は施設の時間に準ずる
観覧料:無料



















