もうすぐ閉幕
「ピクチャレスク陶芸 アートを楽しむやきもの ―『民藝』から現代まで」(パナソニック汐留美術館)

パナソニック汐留美術館で「ピクチャレスク陶芸 アートを楽しむやきもの ―『民藝』から現代まで」が9月15日まで開催されている。レポート記事はこちら。
近現代の陶芸をテーマとした企画展を継続して開催してきた同館。本展は、陶芸と絵画的表現の交差に焦点をあて、アートとしての魅力を探るものだ。様々な陶芸作品の色やかたち、モチーフから、ときにジャンルを横断して創作に挑む作者の思考や芸術観を紡ぎ出すことを試みる。
個人作家による創作陶芸の礎を築いたとされる富本憲吉やバーナード・リーチ、民藝運動を推進したことでも知られる河井寬次郎や濱田庄司に始まり、伝統的な技術を革新した陶芸家、前衛陶芸の旗手、茶陶の名手、イギリスやデンマークの作家、1960年代から80年代生まれのアーティストまで、約50名の作家が並ぶ。総計約120作品による新たな共演を堪能してほしい。
会期:2025年7月12日~9月15日
会場:パナソニック汐留美術館
住所:東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
電話番号:050-5541-8600
開館時間:10:00~18:00(8月1日、8月29日、9月12日、9月13日は〜20:00) ※入館は閉館30分前まで。土日祝は日時指定予約制
料金:一般 1200円 / 65歳以上 1100円 / 大学・高校生 700円 / 中学生以下、障がい者手帳をご提示の方および付添者1名まで 無料
「高畑勲展─日本のアニメーションを作った男。」(麻布台ヒルズギャラリー)

東京・麻布台にある麻布台ヒルズギャラリーで、「高畑勲展─日本のアニメーションを作った男。」が9月15日まで行われている。レポート記事はこちら。
2025年は高畑勲(1935〜2018)の生誕90年であり、高畑が大きな影響を受けた太平洋戦争終戦から80年が経過する年であることから、本展の今夏の開催が決定した。
本展の目玉のひとつとなるのが、新たに発見された『火垂るの墓』重巡洋艦摩耶のシーンのレイアウト。これは、「エヴァンゲリオン」シリーズで知られる監督・プロデューサーの庵野秀明がかつて『火垂るの墓』に原画スタッフとして参加していた際に描いたものである。本展では、それをもとにして描かれたハーモニーセル(絵画のようなタッチで描きこまれたセルのこと)とともに初公開されている。
会期:2025年6月27日〜9月15日
会場:麻布台ヒルズギャラリー
住所:東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階
開館時間:10:00〜20:00(6月27日〜7月18日の火・日〜17:00) ※入館は閉館の30分前まで
料金:一般 2000円 / 専門・大学・高校生 1700円 / 4歳〜中学生 1400円







































