国立新美術館とM+(香港)との共同企画による展覧会「日本の現代美術1989-2010(仮称)」が2025年秋に国立新美術館で開催予定。その関連イベントとして、今年の11月8日に国際シンポジウムが同館で開催される。
シンポジウムには、1990年代および2000年代の日本現代美術を国際的な視点でとらえてきたキュレーター・研究者であるキャシー・ハルブライヒ(米国)、神谷幸江(米国)、ピー・リー(香港)といった3名の専門家が登壇。約20年間における日本の現代美術が国際的なコンテキストにおいてどのようにとらえられてきたのか、各登壇者の証言とともに、議論を深める場となるだろう。
なお、国立新美術館は、香港西九龍文化地区(WKCD)で今年3月に開催された香港国際文化サミット 2024で香港の現代美術館M+(エムプラス)との国際連携に関する覚書に調印し、本共同企画展の開催が発表された。