東京国立近代美術館で 「MOMATサマーフェス」がスタート。子供向けプログラムから夜間開館、カフェスタンドも

東京・竹橋の東京国立近代美術館で 「MOMATサマーフェス」が開催中。夜間開館時の特別プログラムや子供向けのプログラム、カフェスタンドのオープンなど、美術館をより幅広い人々が楽しめる催しとなっている。

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 現在、企画展「ガウディとサグラダ・ファミリア展」と所蔵作品展「MOMAT コレクション」が開催されている東京・竹橋の東京国立近代美術館で、夏のイベント「MOMATサマーフェス」が9月10日まで行われている。

 「MOMATサマーフェス」では、期間限定で金曜日の夜に所蔵作品展「MOMAT コレクション」の「フライデー・ナイトトーク」を実施。ギャラリーチェアに座り、ガイドスタッフとともに対話を楽しみながら、1 点の作品をじっくり鑑賞できる。7月28日、8月11日、18日、25日に実施する。

 夏休みに合わせた子供向けプログラムも開催。企画展「ガウディとサグラダ・ファミリア展」と所蔵作品展「MOMAT コレクション」では、小学生から中学生ののための鑑賞ツールを配布。ほかにも、小学生向けのワークショップ「夏休み!こども美術館2023 カタチさがし!」を7月29日、30日に実施する。

 また、8月14日は「Family Day こどもまっと」と題し、通常は休館日である月曜日に美術館を特別に開館。「まわりの目が気になって美術館に子供を連れて行きにくい」「子供といっしょに美術館に訪れてみたい」という人々のたまえに、親子連れで気兼ねなく美術館を楽しめる1日となる。

 加えて美術館の2階テラスには、レストラン「ラー・エ・ミクニ」によるカフェスタンドが登場。企画展「 ガウディとサグラダ・ファミリア展」 に合わせ、スペインをテーマにスパニッシュカレーやバスクチーズケーキな、スパークリングワイン「カヴァ」などのテイクアウト販売を予定。また、ビール各種も用意され、皇居が見渡せるテラスや前庭で、ドリンクやフードを楽しめる。

 さらに金・土曜日は20時まで開館し、夜の割引料金で所蔵作品展を観覧可能だ。

編集部

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