ロッカクアヤコの個展がGALLERY TARGETで開催へ。新しい色使いに取り組んだ作品群を発表
絵筆を使わず手に直接絵の具をつけ、段ボールやキャンバスに描くスタイルで知られるアーティスト、ロッカクアヤコ。その個展「ALL RIGHT BITE」が、東京・神宮前のGALLERY TARGETで開催される。会期は4月5日〜27日。
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2020年に千葉県立美術館にて大規模個展を開催し、近年ではアートマーケットでも評価を高めているアーティスト、ロッカクアヤコ。その最新の個展「ALL RIGHT BITE」が、4月5日より東京・神宮前のGALLERY TARGETで開催される。
ロッカクは千葉市出身のアーティスト。20歳頃から独学で絵を始め、絵筆を使わず手に直接絵の具をつけ、段ボールやキャンバスに描くスタイルで制作を続けている。2011年にオランダのクンストハレ美術館、翌年にはスロバキアのメレンスティーン・ダヌビアーナ美術館でそれぞれ大規模な個展を開催。ヨーロッパをはじめ国際的に注目を集めると、拠点をアムステルダム、ベルリンと移し、現在はポルトガルを拠点に活動しながら作品を発表している。
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昨年5月と8月に上海と成都での美術館展示、9月はベルリンでの個展を開催するなど、大規模な展示を重ねてきた。今回の展覧会に向けてロッカクは新しい色使いに取り組んだキャンバス作品を発表する。
新作群では、これまでの色彩のシャワーを浴びているような新鮮な感覚を維持しながら、一貫して存在する浮遊物や生命体、不可分な抽象と具象の色を組み換えることによって、見る者が持っている想察に心地よい誤差を生じさせる。新作のキャンバスやカードボード作品の展示に加え、昨年上海のLONG MUSEUMにて発表されたブロンズ作品8点やブロンズのエディション作品も展示される。
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