「生命体」を表現し続ける加藤泉、Take Ninagawaで新作発表

東京・麻布十番のギャラリー、Take Ninagawaで、加藤泉による個展が開催される。会期は3月11日~4月22日。

加藤泉 無題 2017 © Izumi Kato courtesy of the artist and Take Ninagawa, Tokyo Photo by Kei Okano

 1969年生まれの加藤泉は、胎児や昆虫、民族彫刻などを連想させる不思諾な「生命体」をモチーフとした作品で知られるアーティスト。近年では絵画に加えて彫刻も多く手がけ、国内外で活動している。これまでの主な展覧会は「この世界に生きている─加藤泉×陳飛」(下山芸術の森発電所美術館、2016)、「SOUL UNION DELUXE」(霧島アートの森、2012)、「絵画の庭ーゼロ年代日本の地平から」(国立国際美術館、2009)など。2007年にはヴェネチア・ビエンナーレの国際企画展にも参加している。

 Take Ninagawaで初めての個展となる本展では、2枚のキャンバスからなるぺインティングと、ソフビと木彫を組み合わせた立体作品が展示される。プリミティブとも評される独特の世界観を表現してきた加藤の、最新作が発表される。

編集部

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