写真家ロベール・ドアノー×音楽の展覧会、2021年にBunkamura ザ・ミュージアムで開催へ

パリを愛し、パリに愛された写真家、ロベール・ドアノー。音楽をテーマに約200点を紹介する展覧会「写真家ドアノー/音楽/パリ」が、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催される。会期は2021年2月5日〜3月31日。

ロベール・ドアノー 流しのピエレット・ドリオン 1953 ゼラチン・シルバー・プリント (C) Atelier Robert Doisneau/Contact

 フランスの国民的写真家、ロベール・ドアノー(1912~94)。音楽をテーマにしたその作品約200点を紹介する展覧会「写真家ドアノー/音楽/パリ」が、2021年2月5日~3月31日にBunkamura ザ・ミュージアムで開催される。

 ドアノーはパリ郊外のジャンティイに生まれ、ルノー社のカメラマンを経て、フリーとして活動を開始。『ヴォーグ』『ライフ』でファッション写真をはじめ多くの作品を発表し、とくにパリの庶民の日常をとらえた写真で高い評価を得て、現在も世界各地で展覧会が開かれている。

ロベール・ドアノー セルフポートレート、ヴィルジュイフ 1949 ゼラチン・シルバー・プリント
(C) Atelier Robert Doisneau/Contact

 本展は、2018年末からフランス・パリ19区の「フィルハーモニー・ド・パリ」内の音楽博物館で開催され大好評を博した展覧会を再構成した巡回展。1950年代から90年代にかけて撮影された、パリの街角にあふれるシャンソンやジャズなど様々な音楽シーンを題材とする作品約200点を紹介する。

 パリを愛し、パリに愛された写真家・ドアノー独自の、音楽的な感覚に富んだ作品に触れるまたとない機会となるだろう。

編集部

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