西村画廊が開廊45周年記念展を開催。舟越桂、曽谷朝絵、三沢厚彦らが新作を展示

東京・日本橋の西村画廊が、開廊45周年を記念して、所属作家である舟越桂、押江千衣子、小林孝亘、指田菜穂子、曽谷朝絵、町田久美、三沢厚彦の新作を展示する。会期は6月25日~8月3日。

曽谷朝絵 Chords 2018-19 Pastel on paper 15.6 x 76 cm(each)

 1974年、西村建治が36歳のときに銀座に開廊した西村画廊は、デイヴィッド・ホックニーやピーター・ブレイク、リチャード・ハミルトン、ルシアン・フロイドらを中心に、それまで日本では未開の領域であったイギリスの現代美術を紹介してきた。

 85年に彫刻家・舟越桂の最初の展覧会を開催して以降は、舟越をはじめ、小林孝亘や押江千衣子、三沢厚彦、町田久美、曽谷朝絵、指田菜穂子など、日本人美術家の展覧会も継続的に開催。

舟越桂 樹の水の音 Sound of Tree Water 2019

painted camphor wood and marble 93 x 46.5 x 31 cm

 2006年に日本橋に移転。12年には、ビジュアル画廊史『西村画廊35年+』(求龍堂)を刊行するなど、中央区の老舗コマーシャル・ギャラリーとしてよく知られる。

 今回同ギャラリーでは開廊45周年を記念して、舟越桂、押江千衣子、小林孝亘、指田菜穂子、曽谷朝絵、町田久美、三沢厚彦の新作を展示。日本美術界を牽引する作家たちの競演をチェックしてほしい。

編集部

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