日本絵画史が大きく変動した200年にフォーカス。「江戸の奇跡・明治の輝き-日本絵画の200年」が岡山県立美術館で開催へ

日本絵画史が大きく変動した200年に注目した展覧会「江戸の奇跡・明治の輝き-日本絵画の200年」が、岡山県立美術館で開催される。会期は3月15日~4月21日。

伊藤若冲 花卉双鶏図 制作年不詳

 明治維新を挟んだ江戸時代後期と明治時代の200年は、画風が多岐にわたり、画家を応援する支持層も拡大し、日本絵画史が大きく変動した時期だ。 

 今回、その200年に注目した展覧会「江戸の奇跡・明治の輝き-日本絵画の200年」が岡山県立美術館で開催される。本展は2部構成。重要文化財16件を含む約180件を通して、この激動の時代の輪郭をたどることを試みる。

 第1部では、池大雅円山応挙長沢芦雪伊藤若冲・司馬江漢ら江戸後期のトップランナーたち、第2部では狩野芳崖・橋本雅邦・横山大観・下村観山・菱田春草といった、激動の明治にあって一際光彩を放った日本画家たちの作品群を通覧できる。

曽我蕭白 松に孔雀図襖 1767頃 三重県立美術館蔵
竹内栖鳳 アレ夕立に 1909 髙島屋史料館蔵

 

編集部

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