大阪市のTEZUKAYAMA GALLERYで、「コラージュ」をキーワードに厚地朋子、井田大介、山下耕平の3名を紹介する展覧会が開催される。
厚地朋子は1984年生まれ、京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画領域油画修了。人物、部屋などの空間をモチーフに多視点な絵画を手がけてきた。最近のおもな展覧会に「コズミックダンス」(taimatz、2018)、「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2018」(六甲有馬ロープウェー六甲山頂駅、2018)などがある。
井田大介は1987年生まれ、東京藝術大学大学院美術研究科修了。これまで「Photo Sculpture」(3331 アーツ千代田、2018、「ただいま、ハニー」(トーキョーワンダーサイト渋谷、2016)などの個展を開催し、写真や3Dデータなど複製可能なものを彫刻に落とし込んで制作を行っている。
山下耕平は1983年生まれ、2008年京都市立芸術大学大学院美術研究科造形構想専攻修了。「遠近」や「現在位置」といった距離感覚をテーマに、絵画や彫刻などさまざまな形態で作品を発表してきた。最近の展覧会に「WOODS」(TEZUKAYAMA GALLERY、2017)、「辺集」(MEDIA SHOP、2017)などがある。
本展では、これら3名の作家に共通する「コラージュ」という方法をキーワードに作品を紹介。多様な作品を通して社会と向き合ってきた作家による「継ぎ接ぎ」の技術を見ることができるだろう。