新芸術校のグループ展最終回「ANAGRA Round Trip」が開催中。宇川直宏をゲストに迎えた講評会も生中継

東京・五反田のゲンロンカオス*ラウンジ五反田アトリエにて、ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校第4期生グループDによる「ANAGRA Round Trip」展が開催中だ。会期は12月9日まで。

展覧会メインヴィジュアル

 批評家・黒瀬陽平の指導のもと、受講生が自ら企画、キュレーション、制作を行うゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校の第4期生によるグループ展シリーズ。その最終回となるグループDによる展覧会「ANAGRA Round Trip」が開催中だ。

 参加作家は礒﨑祥吾、伊藤由貴、宇留野圭、柏木和士可、小菅玲奈、酒井陽祐、西吉利、村上佳鈴、morika、NIL、TMTMTRの11名。

 本展タイトルのANAGRA(穴蔵)は、仮想世界やAI、ドローンなど現代の象徴に対抗するための言葉。展覧会を小さく暗い穴蔵として設定することで、そこから現代社会への反撃を目論む内容となっている。

 なお12月8日は終日休廊となり、ゲストに宇川直宏を迎えた講評会を実施。本展をもってグループ展シリーズは終了し、もっとも力を発揮した受講生5名が出展する最終選抜展を残すのみとなる。

編集部

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