新芸術校グループ展の第3弾「まさにそうであることの嚥下」が開催。講評会ゲストには高山明

9月から毎月行われてきた、ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校の第4期生によるグループ展。その第3弾、グループCによる展覧会がゲンロン カオス*ラウンジ 五反田アトリエで開催される。会期は11月10日〜18日。

展覧会メインビジュアル

 思想家・東浩紀と美術批評家の黒瀬陽平が中心となり、2015年に始まった「ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校」。受講生はグループ展に参加し、その成果によって数名が選抜。そしてその後の最終選抜展で、最優秀賞および各審査員賞が選出される。

 これまで、「オソレの品種改良」「眩暈」と続いてきた第4期生によるグループ展。今回は、その第3弾となるグループCの展覧会「まさにそうであることの嚥下」が開催される。参加作家は木村文香、國冨太陽、小林真行、谷本美貴子、AQ(劇団 芸術治療院)、BB[おおば英ゆき]、F・貴志の7名。

 共通のテーマやキーワードを設けず、それぞれ異なるテーマによる作品を持ち寄ったという本展。使い道の分からない自分たちの作品を、使いなじんだ現実とは違ったそれぞれの技術で実現しようとする試みだ。

 なお、11月11日は終日休廊となり、演出家・高山明を招いての講評会を実施。その様子はニコニコ生放送で中継される。

編集部

Exhibition Ranking