東京・青山のスパイラルで、ゴールデンウィーク恒例のアートフェスティバル「SICF19」(第19回スパイラル・インディペンデント・クリエーターズ・フェスティバル)が4月29日から5月6日に開催される。
SICFは若手クリエーターの発掘・育成・支援を目的としたもの。公募によって選出された気鋭の若手クリエーターが一堂に会し、立体・インスタレーション、メディアアート、写真、絵画、ファッション、プロダクトデザイン、パフォーマンスやそれら既存のジャンルに捉われない作品を発表、活発なプレゼンテーションを展開する。
会期の最後には審査員により、優秀作品にグランプリ、準グランプリ、各審査員賞が、来場者の投票により、オーディエンス賞がそれぞれ授与。グランプリ受賞者には顕彰として、スパイラルでの個展開催(作品展開)の機会が与えられる。審査員を務めるのは、画家・映像作家の石田尚志や建築家の平田晃久、美術家の山城大督、東京都現代美術館学芸員の藪前知子ら。
19回目を迎える今回は、従来のブース出展形式である「EXHIBITION」と、新たに部門化したパフォーマンスプログラム「PLAY」の2部門を展開、過去最大数となる総勢172組のクリエーターが集結する。
さらに、前年の受賞者が作品発表を行なう「SICF18 Winners Exhibition」「SICF18 Winners Performance」を同時開催するなど、スパイラル全体が若手クリエーターの作品で埋め尽くされる。
なお、「EXHIBITION」はA日程(4月29日〜30日)、B日程(5月3日〜4日)、C日程(5月5日〜6日)の3日程に分けられており、それぞれ展示替えが行われる。また、「PLAY」はⅠ日程(4月30日)、Ⅱ日程(5月4日)の2日実施。
前年は延べ約13000人が来場したというゴールデンウィーク恒例のアートイベント。今年も要注目だ。