BTS・RM。アート界を軽やかに舞うポップスター
世界的な人気を誇る「BTS」。そのメンバーであるRM(キム・ナムジュン)の動向に、アート界からは熱い視線が注がれている。
世界的な人気を誇る「BTS」。そのメンバーであるRM(キム・ナムジュン)の動向に、アート界からは熱い視線が注がれている。
数多く開催された2022年の展覧会のなかから、有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は彫刻家で評論家、出版社代表として活動する小田原のどかのテキストをお届けする。
数多く開催された2022年の展覧会のなかから、有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は文化研究者で好評連載中「10ヶ月で学ぶ現代アート」の筆者でもある山本浩貴のテキストをお届けする。
アートファンにおすすめしたい、アートをテーマにしたミステリー小説10作品をまとめてお届けする。
スイスで生まれ、主にパリで活動したフェリックス・ヴァロットン。19世紀ヨーロッパの「木版画ブーム」のなかで白と黒のコントラストを巧みに操り、風刺とユーモアに富んだ作品を次々と生み出したこのアーティストの画業をたどる。
Amazon Prime VideoとNetflixで見ることができる、アートをテーマとした映像作品をピックアップしてお届けする。
インドネシアのアート・コレクティブ、ルアンルパが芸術監督を務めて、新しい国際展のあり方を提示した「ドクメンタ15」。ここでは、その作品のひとつが「反ユダヤ主義」との指摘を受けたインドネシアのコレクティブ、タリン・パディの展示の全体像を取り上げる。ドイツ・カッセルの会場を訪れた町村悠香が、現代インドネシアの歴史をモチーフとする、バイタリティあふれる木版画作品の数々を紹介しながら、後半では彼らが日本とアジアの木版画コレクティブに与えた影響についても言及する。
世界のアートマーケットにおいて、ますます注目が高まっているアジア。この10数年、香港や中国のアートマーケットの台頭を目の当たりにしてきた。しかし、中国本土による香港の民主化運動への弾圧などにより香港のマーケットが衰退していくにつれ、アジアのアートマーケットの勢力図も変化を示している。こうしたアジアのマーケットブームの形成や変化について、ロサンゼルス在住のアートマーケットのジャーナリストであるCheyenne Assilが考察する。
東南アジア屈指の都市・シンガポールに、新たな国際的アートフェア「ART SG」が誕生する。アジアのアートマーケットがますます注目されているなか、シンガポールはどのような優位性を持っているのだろうか。関係者の言葉とともに考察する。
日本が世界に誇るマンガ。そのなかには、古今東西の芸術家たちを主人公に描かれたものも数多く存在する。今回は、マンガ好きのアートライター・坂本裕子が、とくに注目すべき15作品をピックアップ。その魅力をご紹介する。
世界中で高い人気を得ている日本のマンガだが、その隆盛を支えてきたのはマンガ雑誌であった。本記事ではマンガを語るうえで頻繁に取り上げられる物語や絵ではなく、とくにマンガ雑誌における「文字」の歴史がいかなるものであったのかを、『週刊少年ジャンプ』を例にひも解いていく。
森美術館設立準備室やニューヨーク近代美術館(MoMA)での勤務経験を活かして、アートの世界を描いた物語を世に送り出してきた小説家・原田マハ。その作品のうち、「一枚の絵」との出会いによって生まれた小説4選を、作中で鍵となる絵画を所蔵・展示する美術館とともに紹介する。
年間多数の展覧会に訪れるアートライター・齋藤久嗣が、美術鑑賞のお悩みを解決。さらに展覧会を楽しむための10のヒントをお届けします。
ホリデーシーズンのプレゼントは、自宅でアートに親しむことができる「アートグッズ」はいかがだろうか。アートファンはもちろん、アートへの入口にも最適なギフトを、都内のミュージアムショップや専門店からピックアップして紹介する。
アートに関する書籍を扱う都内の3書店が厳選した、アートを楽しめる子供向けの本をご紹介する。ホリデーシーズンのプレゼントにもぴったりな10冊をぜひチェックしてほしい。
コロナ禍以降、上昇傾向にある日本の美術館・博物館の鑑賞料金。時には2000円を超えるような料金設定があるなか、その実態と背景を『日本の博物館はなぜ無料でないのか?―博物館法制定時までの議論を中心に― 』の著者で博物館制度に詳しい瀧端真理子(追手門学院大学教授)が分析する。
次年度の作品募集を行わないことを発表した「文化庁メディア芸術祭」。その開催中止決定までの経緯における問題点や、メディア・アート分野への影響、今後への提言などを、同祭に初期から携わってきた功労者のひとり、早稲田大学文学学術院・名誉教授の草原真知子に話を聞いた。
今年10月、フランスに本拠を置く世界最大の高級品会社・LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)が、メガギャラリーのガゴシアンへの出資を検討していることが海外のメディアによって報じられた。その後、ガゴシアンはその噂を否定したが、高級品会社とアート業界が融合する傾向は否定できない。このことが示唆するアートマーケットの変化を、ロサンゼルス在住のアートマーケットのジャーナリストであるCheyenne Assilが解説する。
モンマルトルに身をおき、華やかな夜の文化とその舞台裏とを見つめ、描いた、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックと、優美な女性像で一世を風靡した「アール・ヌーヴォーの旗手」アルフォンス・ミュシャ。ともに「ベル・エポック」期のパリでポスター画家としてデビューし、ポスターそのものの地位を「芸術」へと引き上げた存在だ。今回は、大阪中之島美術館の「ロートレックとミュシャ」展出品作とともに、ふたりのデビューに始まる軌跡をたどってみたい。
雄大な茶臼岳を望む国内有数の温泉地であり、多くの宿泊地や別荘、殺生石といった史跡で知られる那須高原。観光地として多くの人々が訪れるこの地域にあるおすすめの美術館をピックアップした。観光の際にはぜひ参考にしてもらいたい。