EXHIBITIONS

冨井大裕「抽象的なまなざし」

2026.04.14 - 06.06
 Yumiko Chiba Associatesで、冨井大裕による個展「抽象的なまなざし」が開催されている。

 冨井大裕は、複数の同一の物品を組み合わせた立体などで、「彫刻」の新たな可能性を模索する活動を行ってきた。2023年には、「今日の彫刻 冨井大裕展―――トルソ、或いはチャーハン―――」(栃木県立美術館)「冨井大裕|みるための時間」(新潟市美術館)が開催された。

 冨井は、主に既製品に最小限の手を加えることで、それらを固定された意味から解放し、色や形をもつ「造形」としての彫刻を制作している。それは「つくる」ことを解体し、再構築するような作業であったという。本展では、人間の頭部を表した首像と絵画的なレリーフ作品という、冨井にとって新たな展開となる作品群を展示。冨井の作品のなかでは例外的に具象的なイメージをもつ首像と、絵画的な紙のレリーフを通して、「みる」ことに立ち返って制作した作品を紹介する。