EXHIBITIONS
田幡浩一展「起こらなかった出来事」
板室温泉大黒屋サロンで、田幡浩一による個展「起こらなかった出来事/Things that didn’t happen」が開催されている。
田幡浩一は栃木県宇都宮市出身。現在はベルリンを拠点に活動。絵画やドローイングを中心に、フォトコラージュや映像などを用いながら制作を行っている。
本展は同館で初となる田幡の個展として、絵画を軸としながら、これまでに取り組んできたフォトコラージュや映像作品など約30点を展示している。
田幡は2016年以降、「one way or another」と題したシリーズに取り組んできた。今回の展示では、その展開として、二連パネル上にズレを取り入れた絵画を中心に紹介する。空のグラデーションや雲の流れ、果物や花といった身近なモチーフが描かれた画面は、2枚のパネルの継ぎ目においてわずかに噛み合わず、意図的なズレが残されている。また、同じ対象や瞬間をほとんど同じ構図で描いた油彩作品も展示し、ズレがどのように現れるか、その違いを見ることができる。
展示は絵画に加え、フォトコラージュや映像作品へと広がる。写真を折り曲げ、裏面の白を露出させるコラージュ作品では、像が反転し、表と裏が入れ替わる構成となっている。また、売れ残った果物などを写した映像作品では、出来事の後に残された断片を映し出す。「起こらなかった出来事」という展覧会タイトルのもと、像が確定しない状態や、ひとつの出来事が成立することの不確かさに着目した作品群を展観する。
田幡浩一は栃木県宇都宮市出身。現在はベルリンを拠点に活動。絵画やドローイングを中心に、フォトコラージュや映像などを用いながら制作を行っている。
本展は同館で初となる田幡の個展として、絵画を軸としながら、これまでに取り組んできたフォトコラージュや映像作品など約30点を展示している。
田幡は2016年以降、「one way or another」と題したシリーズに取り組んできた。今回の展示では、その展開として、二連パネル上にズレを取り入れた絵画を中心に紹介する。空のグラデーションや雲の流れ、果物や花といった身近なモチーフが描かれた画面は、2枚のパネルの継ぎ目においてわずかに噛み合わず、意図的なズレが残されている。また、同じ対象や瞬間をほとんど同じ構図で描いた油彩作品も展示し、ズレがどのように現れるか、その違いを見ることができる。
展示は絵画に加え、フォトコラージュや映像作品へと広がる。写真を折り曲げ、裏面の白を露出させるコラージュ作品では、像が反転し、表と裏が入れ替わる構成となっている。また、売れ残った果物などを写した映像作品では、出来事の後に残された断片を映し出す。「起こらなかった出来事」という展覧会タイトルのもと、像が確定しない状態や、ひとつの出来事が成立することの不確かさに着目した作品群を展観する。

