EXHIBITIONS
津田直「LO」
タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー / フィルムで、津田直による個展「LO」が開催されている。
津田直は1976年兵庫県神戸市生まれ。2010年に芸術選奨文部科学大臣新人賞(美術部門)を受賞。大阪芸術大学客員教授。主な作品集に『漕』(2007)、『SMOKE LINE』(2008)、『Storm Last Night』(2010)、『SAMELAND』(2014)、『Elnias Forest(エリナスの森)』(2018)、『やがて、鹿は人となる/やがて、人は鹿となる』(2021)、『LO』(2025)などがある。
本展は、1月に東京で開催された「LO-Risograph Print」展、神戸で開催の「LO-逆さまの杯と杖-」展に続くかたちで、「LO」シリーズよりランドスケープを中心とした写真作品約10点を展示している。ブータン王国や北極圏、リトアニアなど世界各地を訪れて土地のなかに潜む人の行い、人と自然との交感や関係性を捉えた作品を発表してきた津田の本シリーズは、仏教の原点をたどるべくチベット仏教の文化や伝統が色濃く残るネパール北部のムスタン地方を旅して撮影されたものとなっている。標高2500から4000メートルほどの場所を移動しながら撮影された風景を通して、広大な景色に積層した時間と自然の威容を見る。
「LO」シリーズのランドスケープ作品は、半円形にフレーミングされている点に特徴がある。この形状は「風景に四つ角は必要か」という問いを起点とし、「キューポラ」からの眺めを連想させる視覚表現として提示されている。風景とそれに対峙する者との距離や関係性に着目する。
タイトルの「LO」は、英語「look」の古語「locian」に由来すると同時に、旧ムスタン王国の首都「ローマンタン(Lo Manthang)」からとられている。本シリーズでは「見る」こと、「目を向ける」ことを主題とし、土地の記憶や人々の生活や営みの中に見出される存在に注目し、風景を写し出す。
津田直は1976年兵庫県神戸市生まれ。2010年に芸術選奨文部科学大臣新人賞(美術部門)を受賞。大阪芸術大学客員教授。主な作品集に『漕』(2007)、『SMOKE LINE』(2008)、『Storm Last Night』(2010)、『SAMELAND』(2014)、『Elnias Forest(エリナスの森)』(2018)、『やがて、鹿は人となる/やがて、人は鹿となる』(2021)、『LO』(2025)などがある。
本展は、1月に東京で開催された「LO-Risograph Print」展、神戸で開催の「LO-逆さまの杯と杖-」展に続くかたちで、「LO」シリーズよりランドスケープを中心とした写真作品約10点を展示している。ブータン王国や北極圏、リトアニアなど世界各地を訪れて土地のなかに潜む人の行い、人と自然との交感や関係性を捉えた作品を発表してきた津田の本シリーズは、仏教の原点をたどるべくチベット仏教の文化や伝統が色濃く残るネパール北部のムスタン地方を旅して撮影されたものとなっている。標高2500から4000メートルほどの場所を移動しながら撮影された風景を通して、広大な景色に積層した時間と自然の威容を見る。
「LO」シリーズのランドスケープ作品は、半円形にフレーミングされている点に特徴がある。この形状は「風景に四つ角は必要か」という問いを起点とし、「キューポラ」からの眺めを連想させる視覚表現として提示されている。風景とそれに対峙する者との距離や関係性に着目する。
タイトルの「LO」は、英語「look」の古語「locian」に由来すると同時に、旧ムスタン王国の首都「ローマンタン(Lo Manthang)」からとられている。本シリーズでは「見る」こと、「目を向ける」ことを主題とし、土地の記憶や人々の生活や営みの中に見出される存在に注目し、風景を写し出す。

