EXHIBITIONS

都市倫理のアフター・パノプティコン

POOL SIDE GALLERY
2026.03.19 - 04.12
 POOL SIDE GALLERYで「都市倫理のアフター・パノプティコン」が開催される。出展作家は、小寺創太、小山渉、町田太一。

 本展では、監視社会という現実を前提としながら、そこにおける倫理の条件を問い直すことを試みる。鑑賞と監視、参与と距離、内と外といった関係に注目し、見る/見られるという構造を可視化していく。

 今回の展示は、双眼鏡やベンチといった装置を設置し、観察と被観察の往還を示す。監視の構造を風景として提示し、観察行為そのものを展示の対象として扱う構成となる。

 また、本展は「アフター・パノプティコン」という視点から、中心に集約された視線と不可視の監視主体を前提とした近代的監視モデルを再考する。CCTVやスマートデバイス、SNSが常態化した都市空間における視線の循環に着目し、観察が公開される状況を扱う。

 加えて、視線がどのような条件のもとで公開され、相互性を持ちうるかという問題を提示。不可視の権力を告発するのではなく、視線の構造を空間に提示することで、都市における倫理的な距離の取り方を示す。