Art to Live 展覧会「Exploring II -日常に息づく芸術のかけら-」

　スパイラルガーデンで、Art to Live 展覧会「Exploring II -日常に息づく芸術のかけら-」が開催される。

　本展は、障がいのある人の優れた作品を、現在活躍をする美術作家とともに包括的に紹介することで、現代美術としての認識を広げ、評価を高めていくことを試みる。

　本展では、新たな視野で世界を拓くための芸術表現の力を、障がいの有無を超えた総勢14名の作家作品のなかから探る。ここでは、日常の生活のなかに息づくものとして、「いとしきもの」「手わざ」「ルーティーン」「文字をこえて」の4つをキーワードに、暮らしのなかで愛おしいと感じる感覚、一見ありふれた手仕事や日々繰り返し行う行為に隠された意味、あるいは常識と思われるなかに存在する小さな違和感などに触れていく。

　本展を通じて、障がいの有無を超え、人が表現し続ける根源について同時代を生きる鑑賞者とともに思いを巡らせながら考える機会となる。

　出展作家は、上土橋勇樹、小林孝亘、柴田龍平、舛次崇、曽祇一晃、立花文穂、谷澤紗和子、似里力、平田安弘、平野喜靖、福田尚代、藤岡祐機、松本国三、森本絵利。