EXHIBITIONS
飯川雄大「デコレータークラブ」
ギャラリーノマルで、全国の美術館で大規模な展覧会を続ける気鋭美術作家・飯川雄大による個展「デコレータークラブ」が開催されている。
神戸在住の現代美術作家、飯川雄大はこの2、3年のあいだでも、霧島アートの森(鹿児島、2023)、彫刻の森美術館(神奈川、2022)、兵庫県立美術館(兵庫、2022)、千葉市美術館つくりかけラボ(千葉、2021)などで個展を開催。グループ展も同様に2022年の国立国際美術館での展覧会やヨコハマトリエンナーレ2020などでの大規模な展示、インスタレーションが記憶に新しい。
飯川は、人の認識の不確かさや社会のなかで見逃されがちな事象に注目し、鑑賞者に気づきや能動的な反応を促すような映像、写真、インスタレーションを制作してきた。とくに2007年からは本展でのタイトルにもなっている「デコレータークラブ(DECORATOR CRAB)」シリーズの制作を開始。海にいる擬態する蟹の名前に由来するこのシリーズでは、作品と鑑賞者との関係を蟹の生態になぞらえ、鑑賞者の行為によって起きる偶然をポジティブにとらえ、思考を誘発する能動的な作品を展開。
本展では、一見遊んでいるようにも思える鑑賞者の行為を基軸にした新作インスタレーションや、個人所有が可能な新作の立体作品やドローイング、新作版画などを発表予定。ノマルならではの空間を最大限に利用したユニークな展覧会となっている。
神戸在住の現代美術作家、飯川雄大はこの2、3年のあいだでも、霧島アートの森(鹿児島、2023)、彫刻の森美術館(神奈川、2022)、兵庫県立美術館(兵庫、2022)、千葉市美術館つくりかけラボ(千葉、2021)などで個展を開催。グループ展も同様に2022年の国立国際美術館での展覧会やヨコハマトリエンナーレ2020などでの大規模な展示、インスタレーションが記憶に新しい。
飯川は、人の認識の不確かさや社会のなかで見逃されがちな事象に注目し、鑑賞者に気づきや能動的な反応を促すような映像、写真、インスタレーションを制作してきた。とくに2007年からは本展でのタイトルにもなっている「デコレータークラブ(DECORATOR CRAB)」シリーズの制作を開始。海にいる擬態する蟹の名前に由来するこのシリーズでは、作品と鑑賞者との関係を蟹の生態になぞらえ、鑑賞者の行為によって起きる偶然をポジティブにとらえ、思考を誘発する能動的な作品を展開。
本展では、一見遊んでいるようにも思える鑑賞者の行為を基軸にした新作インスタレーションや、個人所有が可能な新作の立体作品やドローイング、新作版画などを発表予定。ノマルならではの空間を最大限に利用したユニークな展覧会となっている。