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EXHIBITIONS

岩田小龍「something」

岩田小龍

 TEZUKAYAMA GALLERYで、岩田小龍「something」が開催されている。

 1974年大阪府に生まれた岩田は、アメリカンポップアートに代表されるリキテンスタインやウォーホールに憧れ、2004年にニューヨークに移住しアーティストとしての活動を開始する。日常生活で目にする広告や雑誌、アニメのキャラクターなどをモチーフに選び、岩田独自の手法でポップながらも厚みのある色の重ね方により、深みのある作品を制作している。

 今回出展される作品は、岩田が日本に一時帰国した際にもらったお土産の箱のデザインから着想を得た作品だ。支持体はキャンバスではなく紙を使用しており、この紙はニューヨークで岩田が友人から譲り受けた思い入れの深いものだという。ニューヨークで生活を始めて20年目の今年、日本のお土産のデザインに魅了されて描き始めたこのシリーズにニューヨークでの思い出を詰めて、作品と共に来日する。

 ドローイングの痕跡を残し、丁寧に色彩を乗せ出来上がった岩田のペインティングは、どこか懐かしさを感じさせてくれるだろう。