カタログやウェブなどで自社企画商品を中心に販売する株式会社フェリシモは10月22日、世界のチョコレートパッケージを収集・展示する「felissimo chocolate museum」(フェリシモ チョコレート ミュージアム)をオープンさせた。
フェリシモは20年以上にわたり、世界各国の貴重なチョコレートを紹介する「幸福(しあわせ)のチョコレート®」事業を行っており、同ミュージアムでは、独自の視点による常設展や企画展によって、チョコレートやカカオの可能性を発信。世界中のチョコレートのパッケージを収集・展示・保管し、チョコレートそのものと同様に、ショコラティエの想いや創造性が余すところなく表現されたパッケージの意義を後世に伝えるという。
ミュージアムは今年1月18日に移転したフェリシモの新本社「Stage Felissimo」の2階に新施設として開館。面積は400平米。寄贈寄託されたチョコレートパッケージのなかからテーマを設け常設展を行う「creative walk」や、チョコレートやカカオと様々なジャンルのアートとのコラボレーションを軸にした企画展を行う「art square」、チョコレートやカカオに関する企画展を行う「island gallery」、世界のチョコレートパッケージ展示エリア「symphonic forest」などで構成されている。
開館時には2つの企画展、「The flow of sweet time-FRANCK MULLER 至福の時-」(~2022年3月21日)と「AMAI-Valerio Berruti の世界-」(〜2022年9月23日)を開催。
また常設展として、「パティシエ エス コヤマ」のオーナーシェフ・小山進がこれまで発表したチョコレートのパッケージを展示する「想いから生まれるパッケージデザイン-小山進 クリエイションの軌跡-」(~2022年3月21日)を開催する。
同社はこのミュージアムを「世界で最も多くのチョコレートパッケージをコレクションするミュージアム」とすることを目指しており、チョコレートパッケージの収集をオープン後も継続して行うという。