MUCA展　ICONS of Urban Art 〜バンクシーからカウズまで〜

　京都市京セラ美術館で 「MUCA展（ムカ）ICONS of Urban Art 〜バンクシーからカウズまで〜」が開催されている。

　ヨーロッパで高い人気を誇る、アーバン・アートと現代アートに特化したドイツ・ミュンヘンの美術館、MUCA（Museum of Urban and Contemporary Art）のコレクションを紹介する展覧会となっている。

　20世紀から21世紀にかけて世界各国の都市を舞台に発表されてきたアーバン・アートは、都市空間から生まれ、言語、文化、宗教、出身地などのあらゆる壁や境界を越えた視点から世界を見つめるアーティストたちによってつくられてきた。彼らの作品は、ルールや規則に縛られることなく、私たちの眼を社会の不公正、資本主義、人種差別といった様々な課題に向けさせ、考えることを促す。

　本展では、世界的な活躍を見せるバンクシー、カウズ、バリー・マッギーなど、10名の作家にスポットを当て、日本初公開の作品を含む、約70点を紹介している。