2月24日、ロシアの侵攻開始から1年を迎えるウクライナで、バンクシー作品の切手が発売された。バンクシーが自らのInstagramに写真を掲載した。
切手の図案となった作品は、昨年11月にロシアの攻撃を受けたキーウ近郊の廃墟に制作されたもので、バンクシーがInstagramのリールで制作を発表していた。
作品はプーチン大統領と思わしき柔道着姿の男性が小さな子供に投げられている様子を、ホレンカの街の廃墟の壁面にステンシルで描いたもの。柔道好きの大統領によるウクライナ侵攻を、皮肉を込めて批判するものだと思われる。Instagramの動画では、小さな子供を連れた母親が、作品が描かれた廃墟がかつて幼稚園であったことを語っている。