EXHIBITIONS

堀内誠一 絵の世界

2023.10.07 - 12.17

© Seiichi Horiuchi

 群馬県立館林美術館で 「堀内誠一 絵の世界」が開催されている。

『ぐるんぱのようちえん』や 『たろうのおでかけ』など、いくつもの人気絵本で知られる堀内誠一。図案家の父の影響で幼い頃から絵を描くことが好きだったという堀内は、デザイナーとして研鑽を積み、時代をリードするアートディレクターとして 「anan」や 「BRUTUS」などの雑誌のロゴや、本の装丁、ポスターのデザインなど多様な仕事を展開した。そのいっぽうで1958年には初の絵本 『くろうまブランキー』の絵を手がけ、以来、様々な画風、画材を用いて、物語を子供たちが楽しめるよう、構成や構図に工夫をこらした多彩な絵本を生み出した。

 本展は、伝説的なアートディレクターであり、絵本作家でもあった堀内の 「絵の世界」に注目する。初公開となる若き日の油彩画、絵本の原画、さらに旅を愛した堀内が細やかに描き上げた絵地図まで、その画業の全貌を紐解く。会場では、「描くこと」が創作の原点であり、生きる喜びでもあったという堀内の、愛らしくも鋭いアヴァンギャルドな堀内誠一の絵の世界を楽しむことができる。