EXHIBITIONS

柚木沙弥郎と仲間たち

大阪髙島屋 7階 グランドホール
2023.08.23 - 09.03

柚木沙弥郎 型染爪文帯地 1991 日本民藝館蔵

 大阪髙島屋 7階 グランドホールで 「柚木沙弥郎と仲間たち」が開催されている。

 柚木沙弥郎は1922年東京都生まれ。柳宗悦(1889〜1961)の民藝の思想と、芹沢銈介(1895〜1984)の型染カレンダーに出会い感銘を受け、染色家の道に進む。型染による染布、染絵などの作品を制作し、国内外で数多くの個展を開催。絵本の仕事や立体作品、グラフィックの仕事にも取り組む。女子美術大学名誉教授。第1回宮沢賢治賞、2021毎日デザイン賞を受賞。

 100歳を迎えていまなお、現役の染色家として老若男女の心をとらえる作品を生み出している柚木。柚木の歩みを語るうえで欠かせないものに、同時代をともに歩んできた仲間たちの存在があった。 「自分は幸運にも長く生きただけで、ほかにも一緒にやってきた評価されるべき仲間がいる」と柚木は語る。

 本展では、柚木の染色作品を中心に、ともに切磋琢磨してきた陶芸家の武内晴二郎(1921〜1979)や舩木研兒(1927〜2015)、柚木に熱意を込めて民藝の本義を伝えた工芸家・鈴木繁男(1914〜2003)の作品をあわせて紹介。また、柚木の師である染色家・芹沢銈介(1895〜1984)を中心に結成された染色家の団体 「萌木会」に集った仲間たちも取り上げられている。