明治から大正、昭和にかけ活動し、「大正ロマン」を代表する画家として知られる竹久夢二(1884〜1934)。その過去最大級の回顧展「夢二繚乱」が東京ステーションギャラリーで開催される。
洋画、日本画にこだわらずに様々な技法で挿絵や絵葉書、雑誌・楽譜の表紙、本の装幀など、多くの媒体の絵を手がけた夢二。とくにその美人画は広く知られ、広告や雑誌の表紙を通して大衆人気を博し、いまなお根強い人気を誇っている。
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本展は、「夢二のはじまり」「可愛いもの、美しいもの」「目で見る音楽」「出帆」の4章構成で、出品総数は500点と過去最大級。夢二が20歳で制作した冊子『揺籃』や、自伝小説『出帆』の134点の挿絵など、初公開の作品も含め、夢二の生涯を総覧する。
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