
「ARCOマドリード国際コンテンポラリーアートフェア2025」に見る、スペイン経済の力強さ
世界的に主要なアートフェアのひとつであるARCO(アルコ)マドリード国際コンテンポラリーアートフェア。今年の様子をキュレーター/東京藝術大学教授の荒木夏実が振り返る。

世界的に主要なアートフェアのひとつであるARCO(アルコ)マドリード国際コンテンポラリーアートフェア。今年の様子をキュレーター/東京藝術大学教授の荒木夏実が振り返る。

金沢21世紀美術館の展示室13で、空間を彫刻のように構築するサウンドインスタレーション、ジャネット・カーディフ《40声のモテット》が公開されている。会期は9月15日まで。会場の様子をレポートする。

石川・金沢の金沢21世紀美術館の長期インスタレーションルームで、古典的な絵画技法で現代の風景を描き出す森本啓太の個展「森本啓太 what has escaped us」が開催されている。会期は10月5日まで。

茨城・水戸にある水戸芸術館現代美術ギャラリーで「日比野克彦 ひとり橋の上に立ってから、だれかと舟で繰り出すまで」展が開催。会期は7月19日~10月5日。

ポーラ ミュージアム アネックスで、ホセ・パルラの個展「Home Away from Home」が開催される。会期は6月20日〜7月27日。

藍嘉比沙耶(あおかびさや)の個展「ミル・クレープ2」が、渋谷PARCOで開催される。会期は6月13日〜6月30日。

京都を拠点に自然美を発信するプロダクトを発信しているウサギノネドコ。その展示販売会が国立新美術館内のショップ、スーベニアフロムトーキョーで開催中。会期は7月21日まで。

金沢21世紀美術館でアートチーム・SIDE COREの個展「SIDE CORE」が開催される。会期は10月18日〜2026年3月15日。

今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

東京・上野の東京国立博物館 平成館で、江戸時代に築かれた「大奥」の歴史と文化を紐解く特別展「江戸☆大奥」が開催される。会期は7月19日~9月21日。※会期中、一部作品に展示替えあり

東京・六本木の現代芸術振興財団で、「フォークロア」に着目した作品を制作する菅野歩美の個展が開催される。会期は5月29日~6月28日。

麻布台ヒルズ ギャラリーで開催される「高畑勲展─日本のアニメーションを作った男。」。同展で、庵野秀明による幻のカットが展示される。

横浜・みなとみらいに、新たな芸術複合施設「Art Center NEW」が誕生する。その第一弾企画として、グランドオープン記念展覧会「NEW Days」が開催。会期は6月1日~7月20日。

慶應義塾大学アート・センターで「『時代に生きよ、時代を超えよ』-川口黎爾の直視」が開催。藤牧義夫などを中心とする戦前の日本作品と海外の現代美術の優品を紹介するまたとない機会となる。

NTT DOCOMOが1999年よりサービスを開始した「ドコモ絵文字」が提供を終了。6月下旬以降に発売する機種から、順次使用が不可となる。

学校法人立命館が、京都・衣笠キャンパスで特別アートプロジェクトを始動させた。

2025年現在、タイ・バンコクのアートシーンが静かに、しかし着実に注目を集めている。山と都市、それぞれの極に設けられたふたつの新施設──カオヤイ・アート・フォレストとバンコク・クンストハレは、まったく異なる環境において共通の哲学「癒し」と「ケア」を掲げ、アートの可能性を拡張している。

いけばな草月流第三代家元であり、美術、映画、舞踏、陶芸、書など幅広い分野で活躍した勅使河原宏。その生誕100周年を記念したプロジェクト「Hiroshi Teshigahara : Visionary Worlds」が始動。開幕展として「SA NI HA|さには」が、東京・赤坂の草月会館で開催される。会期は6月7日〜7月6日。

YUGEN Galleryで、写真家・蓮井幹生の個展「十七の海の肖像」が開催される。会期は6月7日〜23日。

アート・バーゼルを展開するMCHグループは、2026年2月に中東初のアート・バーゼルフェアをドーハで開催すると発表した。