第1章「謡い、舞い、演じるために―住友コレクションの能装束」では、第15代当主・住友吉左衞門友純(号・春翠)によって集められた、能装束のコレクションが展示されている。

能関係の資料は、15代当主・住友吉左衞門友純(号・春翠)によって収集されたものが中心だ。会場では表着、着付、袴などの数々の装束を紹介。これらの資料には、実際に使用した痕跡が残っているものが多いといい、演能に用いるためのコレクションであったことを物語る。

これらのコレクションは、明治以降の能の再興に尽力したことでも知られる能楽師・大西亮太郎の協力のもとに形成された。春翠と亮太郎がともに築き上げた能装束のコレクションを堪能したい。




















